4つのメソッドの二つ目は「脳セラピー」です。
「体の健康」に関しては健康診断を受ける機会があるという事もあり、バランスの良い食事や適度な運動、体重管理、睡眠時間の確保など、生活習慣の改善をはじめとした積極的な取り組みを行う方は多いと思います。
一方、「脳の健康」はあまり意識されていないように思います。
老化するのは体だけではありません。
年齢を重ねるにつれ、脳の神経細胞の減少によって記憶力や理解力、判断力などの認知機能も低下していきます。
「もの忘れが増えた」「集中力が落ちた」と感じるようになったら、それは脳の健康の危険信号かもしれません。
働き盛りの年代でもストレスが原因で一時的に脳がフリーズする状態に陥り、スムーズにこなせていた事が出来なくなる事も起こります。
そのような時に自信を喪失し、鬱のゾーンに入ってしまい「心の健康」を損なってしまう事もあります。
体の状態が、脳の活動に影響を与え、心の動きにも影響を与える、ということも起こります。
一例ですが、体が疲れているとき、集中力を出そう!と気持ちで頑張っても、仕事や勉強はスムーズにはかどりません。
これは、体から脳に「疲れている!」という情報が伝えられると脳は「休もう」とするからです。
逆に、睡眠も食事もしっかりとっていると体から「元気ですよ!」という情報が脳に伝わり、結果として集中力が増してスムーズにこなす事ができます。
このように、脳は、体から伝えられた情報に指令を受けて、スムーズ性のオンとオフを切り替えています。
人生100年時代といわれています。
体の維持は医療が充実しているので平均寿命まで生きることが可能だと思います。
多少の持病をもっている方も「認知症になりたくない!」と口を揃えて言葉にします。
認知症以外の病はいいの?って思ってしまいますが、「自分の事もわからなくてなっていく=脳が壊れていく」ということに対する恐怖心があるようです。
今の時代は有り難いことに数々の認知症予防のガイダンスがあり、
脳は筋肉同様に「トレーニングをしなければ衰える」といわれています。
トレーニング方法がありますので是非とも鍛えていただきたいと思います。
脳に限らず長期間お世話になっている体は確実に衰えていきますが
衰えるスピードを緩やかにすることはできます。
脳は情報処理を行い、体全体の司令塔です。
ほぼすべての臓器の活動をコントロールしている脳の機能が衰えると、身体活動(体)も精神活動(心)もスムーズな運びができなくなってしまいます。
脳の機能は、理解力、判断能力、倫理などの知的活動をつかさどっています。
「QOLの向上と安定」には大切な要素で、どの年代にも必要不可欠な機能です。
尚且つ「体の健康と脳の健康と心の健康」を保つことに大切な要素といえますし、それこそが「充実した日常生活・社会生活を送れる」ことにつながり、「Well-being」の概念である「持続的な幸せ」そのものだといえます。
脳に限らず健康寿命を延ばすことが真の意味で「持続可能な幸せ」とうことにつながると思います。
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